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14C法
―測定対象は植物の地上部分と動物の硬組織です―

概要

  窒素に宇宙線が作用して生成された放射性炭素14Cは、地球表面の炭素循環に従って分散します。その途上で生物体内に固定された14Cは、その半減期によってβ崩壊し次第に減少していきます。このような生物体内に含まれる14Cの減少を利用した年代測定方法が14C法です。 

測定

 当社では、AMS法(加速器法)での測定をおすすめしています。

AMS法(加速器法)
イオン化した14C原子の数を直接検出する方法で、50,000年前程度まで測定可能です。この方法の特徴は試料が微量でも測定可能という点です。

試料の測定目安
測定に必要な試料は以下の通りです。

試料の種類
AMS法
備考
20mg

根などの地下部位は、新しい時代の根が混入している(伸びてきている)可能性があるため、避けた方が賢明です。

植物遺体
30mg
貝・サンゴ
50mg

空隙に海中からカルサイトが沈着していないものを選んで下さい。

骨・歯
5g
 
有孔虫
30mg

                

泥炭
30mg

年代値の解釈に苦労する可能性があります。

有機質粘土
10g

暦年較正

14C年代値は正しい半減期ではないLibby の半減期を用いて、大気中の14C濃度がいつでもどこでも一定と仮定することで算定されていますので、実際の暦年代と一致しません。そのため、14C年代値から暦年代を求めるには、年輪年代学上の年代とδ13C補正を行った14C年代値とが対応づけられた暦年較正曲線を利用します。

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